2023年演算増幅器設計コンテスト

[2024.1.28]

2023年コンテストは全日程を終了しました。ご参加・ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

[2024.1.27]

発表会資料を公開しました。

[2024.1.5]

2023年 演算増幅器設計コンテスト発表会を開催いたします。

日時
2024年1月26日(金)
(発表会)14:30〜
(表彰式)17:30〜(発表会が終了次第開始)
場所
東京工業大学 大岡山キャンパス
(発表会)情報理工学研究科 大会議室 (西8号館E棟10階1001号室)
(表彰式)つばめテラス(西5号館・旧生協第一食堂跡地)

発表会プログラム

1.シミュレーションの部入賞者の発表

  • 道音洸樹 有明工業高等専門学校 (部門1 3位)
  • 山本和弥 京都工芸繊維大学 (部門1 4位, 部門2 2位,部門3 4位)
  • 森 光平  明治大学 (部門2 3位, 部門3)
  • 木原滉貴 防衛大学校 (部門1 6位,部門2 1位,部門3 3位)

2.試作の部入賞者の発表

  • 安田大翔 宮崎大学(4位)
  • 尾川侑希 津山工業高等専門学校(3位)
  • 待鳥維吹 有明工業高等専門学校(2位)

3.最優秀賞受賞者の発表

  • 森下航 シミュレーションの部:部門1 1位,部門3 2位,試作の部:1位

4.講評 兵庫明 審査委員長

[2023.12.13]

審査結果を公開しました。

[2023.08.08]
シミュレーションの部の概要を追加しました。

本コンテストは、参加者が設計および試作した演算増幅器の特性を評価し、参加者の回路設計技術を競うコンテストです。各自が設計した演算増幅回路を実際に集積回路として実現しその特性を競う部門(試作の部)および、参加者の設計内容を計算機シミュレーションにより評価する部門(シミュレーションの部)を開催します。 「シミュレーションの部」は、コンテスト開催期間中は常に暫定的な順位をWEB上で公開することにより、参加者同士の切磋琢磨を促すという特徴があります。

目的

電子回路の汎用能動素子である演算増幅器の設計、試作、評価を通して、アナログ集積回路技術全般を習得した、実社会に通じるアナログ回路技術者を高等教育機関から輩出することを目的とし、本コンテストを開催致します。

コンテスト内容

2023年コンテストは以下の2部により構成されます。応募要項は上部メニューから、部門詳細情報は左部メニューをご覧ください。

  • 試作の部
  • シミュレーションの部

審査結果及び表彰

優れた成績を納めた参加者を表彰式で表彰します。表彰式と同日に設計者による発表会も予定しています。

謝辞

本コンテストのシミュレーションの部は東京大学大規模集積システム設計教育センターを通し、シノプシス株式会社の協力のもとで行われております。

その他

応募された演算増幅器は、協賛各社や学会などで公開される場合があります。特許の取得などの知的所有権に関する問題は、コンテスト参加前に参加者が解決して下さい。

主催

応用科学学会

協賛

応用科学学会 演算増幅器設計コンテスト運営委員会

委員長
兵庫 明(東京理科大学)

実行委員会

委員長
佐藤 隆英(山梨大学)
委 員
高木 茂孝(東京工業大学)
委 員
佐藤 広生(東京工業大学)
委 員
石川 洋平(有明工業高等専門学校)
委 員
清水 暁生(有明工業高等専門学校)
委 員
野口 卓朗(有明工業高等専門学校)

審査委員会

委員長
兵庫 明(東京理科大学)
委 員
高井 伸和(京都工芸繊維大学)
委 員
和田 和千(明治大学)
委 員
ニコデムス レディアン(芝浦工業大学)

お問い合わせ

演算増幅器設計コンテスト事務局
Email:

試作の部は、参加者が設計および試作した演算増幅器の特性を評価し、参加者の回路設計技術を競うものです。

テーマ

「演算増幅器を用いた利得-10倍の反転増幅回路をアプリケーションとし低消費電力化を競う」

審査時の測定回路や条件などは、2022年コンテストのシミュレーションの部・デザイン部門に準じます。 詳細は、デザイン部門概要をご覧ください。

応募資格

  • 高等教育機関(大学・高専等)の修士課程または学部(または学部相当の学年)に在籍する学生

応募方法(無償枠)

2023年3月20日(月)までに「ご氏名・ご所属・指導教員・希望回路数」を明記の上、無償試作枠応募と書いたメールを contest@ec.ict.e.titech.ac.jp 宛にお送りください。応募状況に応じて無償枠の配分しご連絡いたします.無償枠に漏れた場合には有料での参加も可能です.参加方法は別途ご案内いたします.

スケジュール

3月20日(月)
試作枠申し込み締切
無料枠の確定次第、設計に必要なデータの配布開始
5月10日(水)
参加辞退締切
5月17日(水)-
5月25日(木)
設計データ受付期間

データ提出後,デザインルールチェック等の設計内容の確認をコンテスト側で実施します.確認においてルール違反などのミス発覚した場合にはコンテストの公平性が保たれる範囲で設計者に連絡します.指摘があった回路は5月25日までに修正のうえ再提出してください.

設計データ受付期間が終了時点で,デザインルール違反が解消されていないなど他の参加者の回路に悪影響を及ぼす設計データである場合には試作出来ないこともありますのでご注意下さい。

10月中旬
チップ納品予定

チップ以外にも測定用ソケットや基板も提供されます。

11月中
測定結果の提出期限
12月(予定)
審査結果の発表
1月(予定)
成績優秀者による発表会

設計環境の構築・設計に必要なデータの入手方法

設計環境の構築に必要なデータ等はフェニテックセミコンダクター株式会社と守秘義務契約を締結後、同社より提供されます。また、チップ内のレイアウトに関する情報はA.LSIデザイン株式会社より提供されます。

設計環境の構築についてサポートを希望する場合は,A.LSIデザイン株式会社による有償のサポートを受けることが出来ます。

試作データ提出

設計データはA.LSIデザイン株式会社 担当:山田 明宏 氏まで提出してください。具体的な提出の方法はA.LSIデザイン株式会社様の指示にしたがってください。

試作データ・試作設計環境問い合わせ先

A.LSIデザイン株式会社 山田 明宏 ()

シミュレーションの部では、参加者が設計した演算増幅器の特性を計算機シミュレーションによって評価し、参加者の回路設計技術を競います。

応募資格

  • 高等教育機関(大学・高専等)の修士課程または学部(または学部相当の学年)に在籍する学生

参加資格について不明な場合はコンテスト事務局までお問い合わせください。

応募方法

左メニューから「応募部門詳細」→「シミュレーションの部」を選択ください。作品の応募には参加登録が必要です。「シミュレーションの部」のページに、登録方法を含む詳細が説明されています。

過去の演算増幅器設計コンテスト